
新潟県中越沖地震における災害医療センターでの「緊急地震速報」
アンケート結果
気象庁:国立病院機構災害医療センター提供資料より
平成19 年7月16日に発生した新潟県中越沖地震の際に、国立病院機構災害医療センターでは初めて実際に「緊急地震速報」システムが2回作動。
1 回目は本震の午前10:13。2 回目は最大余震の午後3:56。
祝日ではあったが、入院患者、病棟職員、宿舎の看護学生など多数の者が、この緊急地震速報の警報音と全館放送を聞いた。
この体験について、緊急にアンケート調査を実施し、病院職員56名、看護学生7名、入院患者14名の計77名から回答を得た。
病院という施設で、実際に緊急地震速報の警報を聞いた人たちの体験談からは、有効性を実感する回答が多いことがうかがえます。さらに緊急地震速報の導入後、周知や訓練等が十分であれば、さらなる防災効果が見込まれます。
揺れるまでにとった行動
緊急地震速報の警報を聞いてから、揺れるまでにとった行動についての回答。
看護師
防災センター
学生
患者
感想、意見
緊急地震速報の警報を実際に体験した感想や意見。
職員
学生
患者
地震防災情報に関する主な意見・要望等
| 意見・要望等 | 回答数 |
| 揺れが事前にわかれば良いシステムだと思う (有線放送に加入していて良かった、今後の継続を望む等) |
33 |
| 緊急放送と同様の音量で放送してほしい(音量が小さい) | 23 |
| 具体的な避難行動について周知する必要がある (放送があってもどう行動していいのかわからない) |
7 |
| 放送の内容を変えた方が良い (試験放送と異なる放送にする、放送内容を工夫する等) |
6 |
| 放送から揺れがくるまでの時間が短い (もっと早く放送してほしい、時間的な余裕がない等) |
6 |
| 今回の放送で経験したので次からは行動できると思う | 5 |
| 日ごろの訓練(意識)が必要だと思う | 5 |
| 地震防災情報そのものの周知が必要(放送があることを知らなかった) |
5 |
| 試験放送が頻繁にあるのでまぎらわしい | 2 |
・災害の少ない地域なので、危機感があまり無い。
・高齢のため、短い時間にすぐに行動できないので心配。(一人では対応できない)
・高齢のため、耳が遠くて聞こえない。
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